月詠蒼の管理するブログでっす。
たまに見事なネガティヴスパイラルに陥るのでどうか生温かい目で見守ってやってください。
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とりあえずデパートとか片付けとか終わってホッとしてます
来てくれた人ありがとー♪
はい、ということでとりあえずペンタブ欲しいです。切実に。
バイトしたいなーでも接客とかめちゃくちゃ苦手なんだよねぇ・・・。
しかし欲しいもの買うためなら仕方ないかなーうーん・・・・・・。
まあ後で考える!!←
イラストをペイントで描くにも限界というものがある。
来てくれた人ありがとー♪
はい、ということでとりあえずペンタブ欲しいです。切実に。
バイトしたいなーでも接客とかめちゃくちゃ苦手なんだよねぇ・・・。
しかし欲しいもの買うためなら仕方ないかなーうーん・・・・・・。
まあ後で考える!!←
イラストをペイントで描くにも限界というものがある。
「何のために生きるか・・・・・・ですか?」
師匠の好きなハーブティーを淹れながら問う。
あたりは甘い香りが充満していた。
「ああ。人ってのは何かするにはそのための理由ってヤツが必要だ。
自分のためでも誰かのためでもなんでもな。」
後ろで紙の擦れる音がした。
おそらく新聞でも開いているのだろう。
「そこでお前にも聞いておきたい。お前は何のために生き、何のために力を使う?」
ティーカップをお盆に載せる。
師匠が特別に知り合いに作らせたお気に入りのカップ。
こぼさないように気をつけながら机へと運ぶ。
「・・・・・・理由。私の、生きる理由・・・・・・。」
なんとかこぼさずに運んだ紅茶を師匠の手前に置くと「ありがとう」と言われた。
「難しいですね。」
師匠が私の淹れた紅茶を口に含む。
「ま、そうさな。いきなり問われたら詰まるだろう。」
「いえ、そうじゃなくて・・・・・・。はい、まだ分かりません。
といいますか、まだありません。」
師匠のカップを持つ手が止まった。
静かにこちらを見ている。
「・・・・・・そういう答えもあるか。いや、いいんだ。それもそれで
ちゃんとした答えだな。」
そういうとカップを机に置いた。
「『まだ』と言うからには理由を見つけるつもりはあるワケか。」
「そうですね。私はまだ修行中の身ですから・・・。
いつかは見つけたいです。」
「・・・・・・そうか。」
そういう師匠の目は穏やかだった。
「ま、そのうちお前にもいい理由とやらが見つかるだろう。
それまではしっかり修行だな!」
満面の笑みで私の頭をぐしゃぐしゃとなでるようにする。
少し戸惑ったが師匠の大きな手になでられると不思議と落ち着く。
「そうだ、お前また塩と砂糖を間違えただろ。妙にしょっぱかったぞあの紅茶。」
「え。そ、そんな!絶対間違えないようにってちゃんとラベル貼ったのに・・・!」
慌てて砂糖の小瓶を引っ掴む。
ヒョイ、と師匠がその小瓶を手に取った。
「・・・・・・。ラベル自体が間違ってるぞ・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・ごめんなさい・・・・・・。」
「いや、まあ・・・・・・なんだ。失敗は成功の元というか。人には必ず失敗があるというか・・・。」
「でもこの前も間違えたし・・・・・。その前だって胡椒と間違えちゃったし・・・・・・。」
「ああ、あれか・・・・・・。あれはさすがに効いたな・・・・・・。じゃなくて。
この次があるだろう。俺も手伝うか?」
「すみません・・・・・・。」
これは、かつての日常。
今はただの幻となってしまった現実。
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